「自宅にサウナなんて、贅沢すぎませんか」。ときどき、そう言われます。でも私は、岩手ほど自宅サウナに向いた土地はない、と本気で思っているんです。
岩手には「外気浴」が最初からある
サウナの気持ちよさの半分は、火照った体を外気で冷ます「外気浴」にあります。都会のサウナ施設は、この外気浴のためにビルの屋上を改装したりして苦労しています。
岩手の冬は、天然のクールダウンが庭先まで来ています。雪の中にどぼん、とまでは言いませんが、氷点下の外気に一歩出るだけでいい。フィンランドの人がうらやむ環境です。向こうの冬と、岩手の冬。案外、よく似ているんです。
電気か、薪か
自宅サウナのヒーターは、大きく電気式と薪式です。屋内につくるなら、扱いやすい電気式が主流。スイッチを入れて待つだけで、火の管理も煙突もいりません。ただし出力によって単相200V、大きなものは三相200Vの電源工事が必要になります。ここは計画の段階で決めておくところです。
庭や別荘に小屋型でつくるなら、薪式も選べます。パチパチという火の音とロウリュの蒸気。電源のない場所でも本場の体験ができます。
サウナは、我慢するところじゃない。
ととのえに行くところなんです。
いちばん大事なのは、換気と断熱です
ここが今日いちばん言いたいことです。サウナ室づくりの本番は、木を張る前にあります。換気の設計を間違えると熱がむらになり、断熱と防湿を間違えると、壁の中でカビが育ちます。そのカビを含んだ空気を、サウナに入るたびに吸うことになる。
私たちは、本場フィンランドでサウナづくりを学んできました。導線、断熱、気積(部屋の容積)。そこからヒーターを選ぶ。順番でいえばそれだけのことなんですが、これを守るだけでサウナは長持ちするし、気持ちよさがまるで違ってきます。
費用はどう考えればいいか
正直にいうと、自宅サウナの費用は「部屋の条件」で大きく変わります。新築か後付けか、電源、防水、広さ。だからうちは、現地を見てから正確な金額をお出しします。現地調査もお見積りも無料です。「だいたいいくらぐらい?」という段階のご相談で、構いません。
ショールームには本物のサウナがあります。まず一度、蒸気を浴びに来てください。話はそれからで十分です。



