「サウナって、若い人のものでしょう」。ご年配の方と話していると、時々そう言われます。とんでもない、と私たちは思うのです。サウナの本場フィンランドを思い浮かべてください。湖のほとりのサウナ小屋には、おじいちゃんも、おばあちゃんも、当たり前のように通っています。孫と一緒に、ゆっくり汗を流す。サウナは向こうでは、生まれてから人生の終わりまで寄り添う、一生ものの習慣です。今日は、年齢を重ねてからのサウナの話を、やさしく、正直にさせてください。
年齢を重ねた体と、サウナ
もちろん、年齢とともに、体は変わります。暑さ寒さを感じるセンサーは少しずつ穏やかになり、喉の渇きにも気づきにくくなる。血圧の薬を飲んでいる方も増えてきます。だから、二十代のころと同じ入り方をする必要は、まったくありません。というより、しないほうがいい。
大切なのは、たった三つです。ひとつ、無理をしないこと。熱さを我慢する時間ではなく、心地よさを味わう時間にする。ふたつ、水分をこまめにとること。喉が渇く前に、飲む。みっつ、持病のある方や薬を飲んでいる方は、かかりつけのお医者さんに、ひと言相談してから始めること。この三つさえ守れば、サウナは何歳からでも、やさしく迎えてくれます。(サウナ中の体の変化については、こちらに詳しく。)
熱は、やわらかくできる
「サウナは熱すぎて」という方にお伝えしたいのが、サウナの温度は、選べるということです。灼熱の我慢大会だけが、サウナではありません。温度を控えめにして、そのぶんロウリュで湿度をたっぷり含ませると、低めの温度でも、体の芯まで、じんわりと温まります。むしろ本場フィンランドの家庭サウナは、この「やわらかい熱」が主流。ハルビアのサウナヒーターなら、温度の設定も簡単で、その日の体調に合わせて、自分にちょうどいい熱をつくれます。蒸気をまとったやわらかな熱は、年齢を重ねた体にこそ、おすすめです。
冷やし方も、やさしく
水風呂のキンとした冷たさは、若い人の楽しみ方。無理にまねる必要はありません。ぬるめのシャワーで汗を流して、椅子に腰かけて外の空気にあたる。それだけで、じゅうぶん気持ちいい。温める、ゆるやかに冷ます、休む。この流れさえあれば、体は、ちゃんとととのっていきます。急な温度差を避けることは、体への思いやりでもあります。ゆっくり、ゆっくり。それが、大人のサウナです。
湯冷めしにくい体で、岩手の冬を
年齢を重ねると、冬の寒さが、年々こたえるようになります。岩手の冬なら、なおさらです。サウナで芯から温まった体は、お風呂よりも冷めにくく、布団に入っても、ぽかぽかが長く続きます。夜、ぐっすり眠れるようになったと話してくださる方も多い。寒い季節を元気に越えるための、心強い味方になってくれます。
親孝行としての、サウナ
最近、こんなご相談が増えています。「実家の親に、サウナを贈りたいんです」。遠くに住む親御さんの健康を思って、実家に小さなサウナを設置する。私たちは、これはとてもいい親孝行だと思っています。物のプレゼントは、いつか古びます。でも、毎日、体を温めてくれる習慣の贈り物は、ずっと生き続ける。そして帰省のたびに、親子で一緒にサウナに入る。裸の付き合いの中でしか出てこない話が、きっとあります。
一生ものの習慣を、岩手で
サウナは、始めるのに遅すぎるということがありません。六十代からでも、七十代からでも。岩手・盛岡のD'STYLEは、ハルビア岩手県正規代理店として、ご年配の方にもやさしいサウナの設置を、温度の考え方から使い方まで、まるごとお手伝いしています。ご本人はもちろん、親御さんへの贈り物のご相談も、どうぞお気軽に。何歳になっても、ととのえる。その毎日を、一緒につくりましょう。



